オリジナルデザインの錯視タイル施工事例

無機質な個室空間に、遊び心を。
花と窓を錯視でデザイン。
錯視タイルが伝える、メッセージ。

 


タイルカットで、「ならでは」の空間を生み出したい。


タイルができることの可能性を検討。形を作る、焼く、だけではない可能性、「タイルを切る」にトライ。タイルを切って、目の錯覚(錯視)で、窓や花、花瓶を表現。

カットは、焼く前、焼いた後、両方の可能性を模索。焼く前の方がカットはしやすいけれど、プレスで固めてあるだけの脆い土の塊なので、形が崩れてしまうことも。今回は、焼きあがったあとの100角タイルをカットすることに。

タイルのカットは、ニッパーや押し切り型のタイルカッターやディスクグラインダーと呼ばれる電動工具に円形のタイル専用の刃を取り付けてカットするものなど、様々な道具があり、その中でも、今回は、細かい部分や曲線が多いため、もっとも精度がでる方法でカット。

施工は、職人さんの指導のもと、タイルを貼っていく。まずは割付作業。施工図と照合し墨出し(工事の基準となる線を壁などにしるすこと)を行い、寸法の確認を行う。 目地割りに従って目地割り定規を作成し、基準となるコーナー部にピア ノ線を引き通す。今回は、タイルの上からタイルを貼るタイル重ね貼り工法で施工するため、下のタイルもガイドになった。3平米分を上部と下部でわけて施工。

タイルは3×3枚が裏紙で繋がっており、広い面では、シートのまま貼り付けることができるので目地の幅を心配することがない。
一方で、細かい部分は、一枚一枚タイルを貼ることになり、目地幅が均等になるように意識する必要がある。「変な位置に貼ってしまったら!?」と心配する人も、、、。しかし、一度貼ったら動かせないかというと、そうではなく、乾燥して固まるまでには時間があるので、全体をみて調整することができる。(そんなにもナーバスになる必要はなさそう。でもスピードは大切に。)


タイルに目地を入れていく作業も。


タイルを貼り終わったら、つぎは目地材をタイルの隙間に入れる作業へ。まずは目地材をコテという道具を使い、タイルの隙間にギュギュッと押し込み。その後、目地材が乾ききらないうちに、タイルと目地材が平面になるように、スポンジでこすり落とすように拭く。それを上から順に何パートかに分けて作業。

そして、最後は、目地材が全部キレイに隙間を埋めているか、全体を確認!
錯視のタイルウォール完成です。

タイルを使ったデザイン壁面を製作したい!こんなタイルは作れる?などぜひご相談ください。

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