手作業が多いのがタイルメイドの特徴のひとつ
大量生産のタイルは、通常、焼き上がるまでほとんど人の手に触れません。しかし、タイルメイドはユニークなタイルを生み出すことを第一優先としているため、少量生産となり、手作業の工程が多くなっています。
窯入れも、窯出しもこのように手作業で行なっています。タイルは「さや」と呼ばれる受け皿に乗せて、トンネル窯で焼成します。1250度の窯からでてきたさやとタイルは熱気があります。注意を払いながら窯出しをします。
窯から出てきたタイル。ガラスでコーティングされたタイルは、色あせることはありません。一生のお付き合いになります。そんな一生をともに過ごす製品を送り出すため、お客様に満足いただけるものに仕上がっているか、タイルに傷や焼き、飛びがないか、色合いはどうかなど、窯から焼き上がったタイルを厳しい目でチェックします。
検品中には、こんな白い粒がでているタイルも見つかります。このタイルは釉薬を二層にして製造しているのですが、一層目と二層目の施釉(釉薬の吹きかけ)の間の時間が少し長くなると、こういった粒がでてしまうといいます。(釉薬職人の言葉を借りると、「タイルが息をしてしまう」のだそう・・・まるで生き物のようです。)
冒頭でもおつたえしましたが、大量生産のタイルは、通常、焼き上がるまでほとんど人の手に触れません。タイルメイドの作業は手仕事が多く、人の手が多く加わると、どうしても割れ欠けがでやすくなっています。そういった一見、非効率にも思える作業ですが、少量生産という工程を選ぶことで、他では生み出せないタイルの色艶を生み出し、お届けすることができています。
多くのタイルの中から無事、「製品」と呼ばれるものが生まれます。長い工程を経て生まれた、とても愛おしいタイルです。発送して、無事に、お客様のもとに届けられることができるまで気が抜けません。タイルは割れもののため、発送に向けて注意を払って箱詰めします。
たくさんの作業を経て、お客様の手元へタイルをお届けいたします。
余談ですが、軽そうに持ち上げているように見えますが、実は、タイルは一箱20〜22kgぐらいの重さがあります!ぎりぎりなんとか女性でも運べるような重さですが、やはり重たいです。DIYをする際など、タイルをケースで運ぶ際は、落としたりしないようご注意ください◎
今回、検品で登場したタイルは、タイルメイドの「エメラルドグリーンタイル/小口タイル」です。最近、エメラルドグリーンタイルの問い合わせをいただくことが多くなってきています。もしかするとタイルメイドに人気NO.1タイルである青むらタイルに並ぶ商品になるかもしれません♪
エメラルドグリーンタイルの商品はこちらからチェックしてみてください◎
https://tilemade.jp/?pid=149911028
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