岡山県の西粟倉村にある林業が盛んな町の保育園のタイルを製作しました。
リーフタイル製作の舞台裏をご紹介します。
岡山県・西粟倉村は林業が盛んで、タイルのモチーフを「葉っぱ」にすることが決まりました。
西粟倉村HP
http://www.vill.nishiawakura.okayama.jp/wp/
実際の葉っぱを参考に型づくりをします。タイルを焼成したときに色がどんなふうに見えるかなど、試作と修正を行います。
「(有 )イコミの田川」さんに生地づくりをお願いしました。
鋳込み(いこみ)とは液体状にした粘土を型に流し込んで形を作る陶磁器の製法です。同じ形をたくさん作ることができます。
製型したのものを乾燥させ、窯で焼成し、「素焼き」の状態にします。
素焼きの葉っぱに色の元となる「釉薬(ゆうやく)」をスプレーガンで吹き付けていきます。
釉薬を乗せたタイルを焼き上げると鮮やかな色がついたリーフタイルが完成しました。
今回のタイルの大事な点は一点一点違った緑色を乗せること。また緑だけじゃなく、茶色やからし色など、自然界にあるそのままをタイルの色にすることでした。
壁に貼り付けやすいようにシートにします。シートを並べて貼り合わせていくので色や配置がバラバラになるように組みました。
水をつけるときれいに剥がれるのりを使って紙を貼り付けます。
シートになったリーフタイルは箱詰めされて現場に届けられました。
現地の左官屋さんが配置を調整しながら貼り付けていきます。
貼り付けた後にタイルとタイルの間を目地で埋めていきます。
タイルに乗った目地をきれいに拭き取ってか「リーフタイル」が一面に貼られた壁が完成しました。
コンセプトが込められたタイルはたくさんの職人の手で完成しました。
設計事務所スターパイロッツHP:http://starpilots.jp/
タイルメイドの技術でお客さまのアイデアを形にします。「こんなタイルを作りたい!」「こんな形は作れるだろうか?」などご相談ください。
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