先日、書道家の栗田頌久さんにお越しいただきました。栗田さんは銭湯でのアート展示作品の制作を構想されており、その中でタイルによる表現を思いつかれたそうです。
今回は、書の一画をタイルに焼き付け、紙に宿る力強さやにじみをタイルでどこまで表現できるかを探ります。
■ 紙から陶へ、書の表現を移す
栗田さんの構想する文字、今回のコンセプトにあわあせた一文字を、表情や動きを丁寧にすくい取りながら、タイルへと写し込んでいきます。

筆の太さやかすれ、わずかな曲線の違いで印象が大きく変わるため、いくつかのバリエーションを制作しました。今回の製作では、それぞれの筆の表情を見比べられるように複数のタイルを並べて進めます。

■ 焼成前に現れる表情
焼成前のタイルはまだ素地の色。並べてみると、同じ一画でも形や勢いの違いがはっきり見えます。
まるで筆の動きがそのまま残っているようです。「これが一番の出来」「これは少しカッコつけてしまった」など、栗田さんの制作を隣で見守らせていただき、作品の出来栄えや書の感想も聞かせていただき、大変興味深かったです。

■ 焼き上がったタイルたち
窯で焼き上がると、白い釉薬の上に黒い筆跡がくっきりと浮かび上がります。
釉薬の艶と、筆の質感のコントラストが美しく、紙の書とはまた違う陶ならではの存在感を感じます。

■ 書 × タイル
文字は平面の表現ですが、タイルになることで
・建築の一部になる
・空間のサインになる
・作品として展示される
など、まったく違う可能性が生まれます。

今回制作したタイルは、栗田さんの作品として今後展示される予定です。
展示の日程が決まりましたら、またタイルメイドのInstagramでもお知らせしたいと思います。

栗田さん、この度はありがとうございました。
▶ 栗田頌久さんinstagram
https://www.instagram.com/nobuhisa_kurita/
TILEmadeはさまざまな方とのタイルを通したコラボを通して、人の魅力や地域のストーリーをタイルで伝えるお手伝いを、これからも続けていきます。
その人、その土地ならではの想いや風景に寄り添い、より良い形づくりに関わっていければ幸いです。
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