DIYを行う際、タイルのボンド選びに悩まれる方もいらっしゃると思います!タイルメイドがこれまでDIYを行い学んだ中から、ボンドと貼り方の紹介をします◎
①変成シリコーン・エポキシ樹脂ボンド
内外装用タイルの張り付け施工用として開発された一液反応形の変成シリコーン・エポキシ樹脂系接着剤です。硬化後はゴム状の弾力性を持つため、下地変形や熱膨張などによる応力を緩和します。セメント目地不要工法としてもご使用頂けます。
と説明されています。
使ってみた感じは、ぐにゃっとした弾力性があり、しっかりついている感や、変形していくような応用力があるように思います。その分、手やタイルに付着したらなかなか取れないというのが難点です。洗おうと思っても、水を弾いて伸びていく感じです。
今回のDIYはこちらのエポキシ樹脂にしました。少し前のボンドを使ったため、袋を開ける前から触ってわかるぐらい硬化していました。(袋の上から、ぐっと押しても変形しないぐらい)そのため、前日にお湯に入れて温めておきました。冬場はボンドが硬くなっていることもあります。暖かいお湯で事前に少し温めると、使いやすいかもしれません。
変成シリコーン・エポキシ樹脂ボンド貼り方
変成シリコーン・エポキシ樹脂は柔軟さがあるので、タイルの全面でなく一部につけてあとから押し付けて伸ばすなどやりやすい気がします。今回の施工時にも裏側2〜3箇所につけて壁にはったり、壁の方のポイントポイントにつけておくなど思い思いのやり方で取り組みました◎
②アクリル樹脂ボンド
GL-20は平滑な内装壁面にセラミックタイル(陶磁器質タイル)を施工するのに適した、アクリルエマルション形の接着剤です。モルタル・PC板・ボードなどの下地で、住宅の浴室など比較的水掛の多い箇所にも使用できます。
と説明されています。
シリコン・エポキシ樹脂と比べて弾力性がなく、一般的なボンドに近いイメージです。扱いやすいと感じます。シリコン・エポキシ樹脂と比べるとしっかり壁についている感覚があまり感じられないので、壁面にしっかり塗布してからタイルを貼って行った方が良い印象を受けます。
アクリル樹脂ボンドの貼り方
まずタイルを貼る予定の面にボンドをつけます。この時、あまり広い面につけすぎるとタイルを貼る前にボンドが乾燥してしまうので、最初のうちは10〜15分以内に貼れる程度の広さにボンドをつけると良いです◎
その後、ボンドを均等にします。くし目コテやくし目ヘラを使ってください。
こちらのくし目コテは、職人さんも使ってました◎
そして、タイルを「トントン」と押し付けるのは、職人さんによって異なるように思います。いままで見た、3つのパターンをご紹介します。
タイルを「トントン」と壁に押し付ける方法
①ドライバーなどの取手のゴム部分でトントンするパターン
②ゴムハンマーなどでトントンするパターン
③ゴムゴテなどでバンバンと叩くパターン(こちらはもはやトントンではないです)
タイルを叩いて落ちてこないようにするには、ボンドの硬さも重要です◎
いつまで経っても貼り付かず落ちてきてしまう場合はボンドが柔らかすぎる可能性があります。数分時間をおいてボンドが固まってきたら貼るということも試してみてください。
これまでに二種類のボンドを試してみました!タイルメイドの主観となりますので、みなさんの使った感想もぜひお寄せください◎
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